夕方になると、足がむくんで、靴が履きづらい。
朝起きて鏡を見ると、顔がむくんで、パンパン。
女性にとって、むくみは大きな悩みの一つですよね。
私も長年、むくみに悩まされています。
特に、指が入らないくらい風船のようにパンパンになってしまう足。
仕事終わりにそんな足を見るとテンションも下がってしまいます。
日々、自分なりに調べては、いろいろなむくみ解消法を試してきました。
実際に試して効果が実感できたものをご紹介します。
方法1.糖質を控えめにする
もともとダイエットのために始めた「ゆる糖質制限」。
これが、むくみにも効果を発揮しました。
糖質は、体内で水分をまとって、溜め込む性質があります。
その糖質を控えると、余分な水分が体から抜けていくため、むくみの解消にも一役買ってくれるのです。
糖質制限ダイエットの面から見ると、脂肪が減り始める前段階ですね。
私の場合、1日の糖質量は、スーパー糖質制限とスタンダート糖質制限の間ぐらいを目安にしていました。
糖質制限を始めて、2日目ぐらいから、体から排出される水分量が増え、ふくらはぎが柔らかくなるなるのを実感できます。
開始1週間で2.5kgほど体重が落ちたのですが、きっと水分だと思います。
方法2.体を冷やさない
冷えは、血行不良を招くため、むくみを引き起こす原因の代表です。
日常のちょっとしたことから、実践することが大切です。
◆実践中の方法
- 湯船に浸かる
- 温かいものを飲む、食べる
- 靴下を重ね履きする
- 服の下に腹巻やショートパンツを履く
- お腹や腰にホッカイロを貼る
- オフィスでは、ひざ掛けをする
寒さを感じない場所にいても、お腹や太ももを触ったときにひんやりしていたら、内蔵から冷えている証拠。
冷えによる血行不良は、むくむ以外にもデメリットがいっぱいです。
◆冷えが引き起こすむくみ以外のデメリット例
- 内蔵の働きが鈍くなる
- ダイエットの効果が出にくい
- 首や肩などのこりにつながる
- 慢性的になんとなくだるい
方法3.全身のこりをほぐす
いろいろ試しても、むくみが取れない場合は、全身がこっているからかもしれません。
首や肩、腰など、よくこると言われる部分はもちろん、意外なところもこっていて、血行を悪くしているんです。
例えば、すねやお尻、背中、肩甲骨、足首、脇腹、足の付け根などです。
自分の手ではほぐすのが難しいところもあるので、50~100cmぐらいの長さの棒を使ったマッサージがおすすめです。
私は、フロリーングワイパーの棒部分がちょうどよく愛用しています。
やり方はシンプルで、洋服の上から、棒で体をこするだけです。
こすった部分の血行がよくなって、血液が流れているのがよく分かって、じわっと暖かくなるのを感じますよ。
方法4.カリウムを多く含む食材をとる
塩分を取りすぎると、体内の塩分バランスがくずれます。
そのバランスを一定に保つために、体内に水分を溜め込もうとするため、むくんでしまいます。
この余分な水分を排出してくれるのが「カリウム」です。
カリウムが多い食材には、バナナやきゅうり、ほうれん草などがあります。
塩分をとりすぎてしまったときや、夜遅く食べるときは、カリウムを多く含む食材をと
るといいですよ。
方法5.漢方外来に行く、漢方薬を飲む
むくみ以外にも不調があったこともあり、初めて漢方外来を受診しました。
問診やお腹や背中、足などの触診、舌診などの診察に加え、食事指導してもらいます。
症状にあわせた漢方薬を処方してもらいましたが、その薬が私には合っていたようで、
むくみや冷えが緩和しました。
診療も漢方薬も、世間的なイメージよりも安く、続けやすいことも意外でした。
効果を体感して以来、すっかり東洋医学と漢方のファンになりました。
方法6.ホットヨガに通う
体質改善のために、ホットヨガに通っています。
それほど激しい動きはしていませんが、1時間のクラスで、驚くほどたっぷりの汗をかいて、終わった直後から、むくみがとれてすっきりします。
まとめ
自己流の方法もありますので、効果には個人差があるかと思います。
自分にあった方法を見つけて、できることから行って、体をいたわってあげたいですね。
むくみは、病気の症状である場合もあります。
さまざま試してみても改善しない場合は、早めに医療機関を受診してくださいね。