世の中は、いろんな「悩み」があふれている。
些細なことから、重大なことまで。
具体的なことから、漠然としたことまで。
その深刻さのレベルは、その悩みを持つ人ごと違う。
ゆっくり一歩ずつでも解決に向かって歩みを進めればいいものもあれば、
一刻も早く解決しなければならないものもある。
さまざまな悩みがある中で、その悩みを解決したいと思ったとき、
解決する方法がわかっている場合は、ある意味、まだ救いがあるように感じる。
その程度がどうであれ。
解決に向けて「努力できる」というのは、まだ、恵まれているのではないだろうか。
どうにかしたいと悩みながら、どうしたらいいかわからず、焦りと不安が募っていく。
何が最良の形かさえわからず、だけど、絶対にこのままでいいわけがないことは痛いほどわかっている。
でも、どうしたらいいかわからない。
今の職場で、このまま働き続けるべきなのか。
かといって、やりたいことが明確にあるわけではない。
対外的に誇れるものがあるわけでもない。
でも、このままここにいたら、心が死んでしまう。
愛するもののため、どうにかしてあげたいが、物理的な距離も離れている。
理想の状況を手に入れるためには、稼ぐのが容易でないレベルのお金も必要。
期限は決まっている。
どうしたらいいかわからない。
とにかく前に進まなければと、いろいろな努力を重ねてみる。
それでも、直接的に解決につながるか全くわからない。
先が見えないトンネルにいるようだ。
「冬は必ず春となる」
というけれど、春が来たことがあっただろうか。
疑っているわけでは断じてないが、疑いたくもなるときがある。
ただただ焦りだけが積み重なっていく。
こういうとき、どうやって乗り越えたらいいのだろうか。
解決方法ってあるんだろうか?
今、自分にできることをやりつつも、
今日も悶々と考え続ける。